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得した気分
2017.10.25
世の中には多種多様な仕事、たくさんの商品がこぼれ溢れ日々競い合い、新陳代謝を繰り返しています。
その中で、生き残る商品や組織はどのようなものなんだろうか、なんてついつい仕事の手を休めて考え込んでしまいます。
最近、アタマの中にヒットした友人の言葉がありました。
二次会から合流した友人、一軒目のイタリアンについて曰く、「値段はともかく“得した気分”にしてお客さんを帰さなきゃだめよね。次につながらないし」。言われてみると私の消費行動は正にそれです。食べ物には満足だったものの、笑うと損をするみたいな給仕だったとか、、、、何を聞いてもつっけんどんな対応。
飲食店であれば料理の品質は言うに及ばずですが、給仕の対応、気配り、店主の食材・お酒に関するウンチク、こだわり、雰囲気、それが客の嗜好に一致すれば顧客は“得した気分”になりまた来店してくれるでしょう。
美容室であれば、待ち時間に爪を磨いてくれたとか、メイクのコツを教えてくれたとか、やはり顧客の心にヒットすることがあれば間違いなく固定客になってくれるのでしょう。
また大型家電などの大物の購入に際しても、値段は高めでも顧客のニーズにヒットした他にはない機能と使い勝手があれば“得した気分”は長く続くでしょう。
どのような仕事にも同業他社は沢山います。正直、それぞれが技術の差はさほど無いと仮定すれば、勝ち負けを決するのは“得した気分”をいかに演出するかなのだと思います。
それはコストを度外視したサービスなどはもってのほかで、要はさり気ない、カネのさほど掛からないサービスのことです。
適度な世辞、軽快なコミュニケーションもそれでしょうし、居心地、笑顔、掃除の行き届いた空間、調光、空調、身だしなみ、料理屋さんの打ち水、キーワードは無限にあると思います。
アーネストエキスパートサービスの設計技術者や翻訳者などのエンジニア部門は、納品の出来の他に、いったいどこに“得した気分”があるのだろうと思ってしまいますが、やはり来客があった時の挨拶、行き届いた掃除、清潔感、打ち合わせに際しての予習、用意万端な準備などがなければお客様のご再来店はもうないと肝に命じるべきしょう。
基本の規範がなければ品質の将来性も推して知るべしということなのでしょう。
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