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異文化だから と言うけれど
2017.05.22
かれこれ20年前になりますか、法人向け語学研修を受講た時の事。
日本人ビジネスマンがアメリカ人と力のないフニャフニャした握手をして、君はやる気があるのか?と困惑される。そんな件が異文化セミナーとの初めての出会いでした。欧米人はガッツリ強く握って意思表示してきますから。
そのほか、近い対人距離、アイコンタクトなんていろいろあって生かじりの私にもその後のビジネス人生に役に立ちました。
東南アジアなどの工場で現地の社員を人前で叱責しては絶対にいけないということは、今は普通に駐在員マニュアルに書かれていますが当時はまだまだ未知の領域でした。
今も異文化セミナーは進化してますが、「搔い摘んで内容はどんなものですか?」「例えばウチの業界では何が問題ですか?」とあまり具体的に聞かれると返答に詰まる時があります。
ただ世界情勢の変遷の中で起こりうる問題、取り上げる題材や部品は変わっても海外に於いては常に異文化と向き合う姿勢と理解を深めようとする努力を怠らない事というしかないようです。
当時異文化セミナーと一括りで呼ばれていた商品も今は異文化理解、危機管理、危機回避、ロジカルコミュニケーション、と派生を含めて多岐にわたる内容になりました。
最近では海外工場での労働争議の原因を検証する上で異文化学となって使われています。
アーネストエキスパートサービスからも専門のソリューション会社にスタッフを出向させていますが、やはりその内容の究極の原点と理念も“異文化を理解する姿勢”と言えるでしょう。
私たちの身近な所では、インバウンド、外国人学童の増加、留学生、日本語学校の生徒の増加と、ケースを数えたらきりがありません。コンビニの店員さんもPTAの父兄も普通に外国人ですから、みんな異文化の真っ只中にいるわけです。
異文化学も社会で一般化すると、多くの行き違いの「ハテナ?」が解決されるかもしれません。
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